昨夜はつむぎの希望通りパソコンの前から離れて布団へ横になり、寝るまでの時間を一緒に過ごした。
ひかりは先に眠っていたから、久しぶりにママとパパを独り占めで嬉しそう。
それでも眠っているひかりを見ながら、
「つむ、ひかりの事が大好き」
そう言って笑顔を見せる姿に、強い姉妹愛を感じた。
電気を消して、どっちが先に眠ってしまったかも分からないまでおしゃべりをし、気が付くと夢の中へ。
今朝はまだぐっすりと眠るムスメたちの寝顔を見て、「可愛いね」とツマと話しながら朝の準備。
ツマを先に仕事に見送り、その後にお腹を空かせて起きてきたひかりに朝ごはんを。
昨夜がずいぶんと楽しくて心地のいい眠りについているせいか、つむぎがなかなか起きてこない。
ワタシは寝室へ向かい、つむぎがまだ『甘えモード』かもしれないから、いつもよりも優しい声で起こす事にした。
「つむちゃん、そろそろ起きる時間になったよ♪」
起きようとしないつむぎの頭を優しく撫でながらもう一度。
「つむちゃ…」
「パパきらい」
「えっ?」
自分でも驚くくらい、キレイな「えっ?」が出た。
耳を疑う必要もない、ハッキリと聞こえた「パパきらい」
とりあえず、一度聞いてない事にして着替えさせようとすると、今度は見る見る涙目に。
〈え、どういう事?泣くなよ、泣くなよ〜〉
ワタシの心の声は虚しく、理由も分からないままつむぎは大泣き。
何を言っても涙の理由を話してくれない。
「優しく声をかけるべきか?」
「ビシッと怒るべきか?」
「話しはいいからギュッと抱きしめるべきか?」
「それとも、そっとしておくべきか?」
情けないほどに、対処の仕方が分からなかった。
パパとしてまだまだだな。と、困りながら1時間程泣き続けるつむぎの相手をした。
もう、ほぼお手上げ状態のところで、ようやくつむぎは口を開いた。
「ご飯食べるー!」
どの感情でその言葉を言っているのか全く分からなかったけど、食べると言うからご飯の準備をすると、次は見る見る元気に。
ご飯を頬張りながら陽気に歌いだす始末。
「つむぎは保育園に行くのが嫌で泣いたと?」
ようやく話しが出来そうだったから聞いてみた。
「違うよ!」
そう元気に答えたから、保育園には遅刻の連絡を入れた。
その後はいつもと変わらない、元気で明るい笑顔のつむぎ。
あの大泣きは一体何だったんだ。
ワタシの起こし方が悪かったのか。
それとも、ちょっとセンチメンタルな朝だったのか。
いずれにしても昨晩との差がすご過ぎて、パパもちょっぴり泣きそうよ。
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