1月11日。
今日はひかりの2歳の誕生日。
誕生日を迎える1週間前から
『あ〜…1歳のひかりとはあと少しでお別れやね…』
そう言いながら、ツマと一緒にいつもよりも多めにひかりに抱きついて過ごした。
何度も何度も1歳のひかりに『ありがとう』を伝えた。
たくさんのことを経験させてもらった。
たくさんの幸せをもらった。
そして今日からは
新しく2歳のひかりとの生活がスタート。
午前中は家で過ごし、昼食はお祝いのお寿司を食べに。（回るタイプ）
食後は買い物などを済ませ、家に戻ってケーキ作り。
今年のひかりの誕生日ケーキは、つむぎの提案で『パイナップルケーキ』
料理長はつむぎで、ワタシはハイボール片手に補佐役。
妹のために一生懸命ケーキを作るつむぎの姿を、カットされたパイナップルをつまみにハイボールを飲みながら眺めるというのも、なかなか感慨深いものがあった。
つむぎとワタシの思いとしては、出来上がりまで見られずに『ジャーン！』と言ってひかりをびっくりさせるつもりでキッチンに立った。
だが、ひかりは食べ物への嗅覚は超一流。
『わたしのために作ってるケーキなら、いつ食べようがわたしの勝手よ』
そう言わんばかりの勢いでキッチンに乱入。
次から次に…
今日の主役はひかり。
好きにつまみ食いさせながら、つむぎ特製『パイナップルケーキ』が完成！
夕飯後、作ったケーキでお祝いの開始！
きよいちも、お姉ちゃんに『おめでとう』を伝えたくてずっと視線を送っているが、ひかりはまずはケーキ優先。
どうぞ召し上がれ。
とても気に入ってくれたみたいで、最後の最後までご堪能。
あっという間に完食！
あとはいつも通り過ごし、子どもたちは夢の中へ。
ひかり
2歳の誕生日おめでとう。
とっても強くて、とっても優しいひかり。
おそらく、姉弟の中で1番ひかりに頼ってしまっている場面が多い。
つむぎは1人目の子だったから、ゆっくり見ることができた。
きよいちはワタシの仕事が在宅になり、つむぎの時と同様にゆっくり見ることができている。
だが、ひかりは違った。
つむぎもまだ幼いうちに誕生し、そしてすぐにきよいちがお腹の中に。
バタバタと過ぎる時間の中の子育てで、ある程度成長した時にはつむぎと同じような接し方をしていた。
完全母乳で育ってきたのに、1歳あたりの頃に卒乳をしなければならない時も、ママとパパの話しを理解してくれているかのように、断乳3日目には涙をこらえながら眠ってくれた。
それ以降は1度も泣くことなく卒乳して、ママとパパを驚かせてくれた。
『お腹の中の赤ちゃんがキツイキツイしてしまうけんね…』
そう言って説明したのを理解してくれているようだった。
まだまだ幼いけど、言葉もまだ話せないど、つむぎときよいちのことが大好きなひかり。
先日も、きよいちが先に眠って久しぶりにママを布団で独り占めできたひかり。
でも、よいちの泣き声が聞こえてきたとたん
『きよ、えーんえーん。ママ！っぱい！っぱい！』
そう言って『きよいちにおっぱいあげてきて！』と言ってくれた。
その時はまだ1歳。
本当はもっと甘えたかっただろう。
でもこれがひかり。
そんな強くて優しいひかりに、ママもパパもついつい頼ってしまうことが多いけど、その分たくさん笑顔にするからね。
改めて、2歳おめでとう。
家族になってくれてありがとう。
でも
『今日はパパと一緒に寝よう？』
その問いかけに
『ない』
と答えられるのは、ちょっと切ないです。
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