我が家の寝室では家族5人が横並びで眠るのには狭くなってきてしまったため、現状は寝室でムスメたちとワタシ、ツマときよいちは隣の部屋で別々で眠っている。
元々はワタシが朝起きるのが1番早いから、ワタシだけが隣の部屋で眠っていたが、寝室には狭くて出せなかったきよいちの布団を出すためにツマと交代。
授乳や、つむぎとひかりが転がってくるのから守るために、今まではツマときよいちは2人でひとつの布団に。
それが今は、ツマの布団の隣に小さな布団が並んでそれぞれに眠っている。
これまではきよいちにかぶさってしまわないように、ツマは寝返りすらうてなかった。
『寝返りがうてるって幸せー!』
そう言って喜ぶツマを見ていると、眠っている間すらも身を粉にしてきよいちを育て、守ってくれていたことに感謝がこみ上げた。
今は家族横並びで眠ることがない我が家。
『また旅館行きたいな…』
先日の大分旅行を終えて、つむぎは度々心の声を漏らすようになった。
理由は分かっている。
旅館へまた行きたい目的は、温泉でも料理でもない。
『家族横並びで眠れるから』
今までできていたことが、家族が増えて寝室が狭くなったことで急にできなくなった。
ムスメたちも理由が分かっているから普段は我慢して別々で眠っていてるが、本音は家族一緒に眠りたいんだろう。
そういうことなら
家で『旅館ごっこ』をやってみようじゃないか。
『旅館ごっこ』と言っても、お風呂に温泉の素を入れたり料理を旅館っぽくする訳ではない。
目的はひとつ…
『家族横並びで眠る』
これを実行する為に、早い時間に家のことは終わらせてリビングに置いてあるテーブルやイスを全て移動!
そこに家族分の布団を横並びに!
この時点でムスメたち大はしゃぎ!
このまま横並びで眠るだけでは面白くないから、プロジェクターを引っ張りだし!
お菓子を準備し!
『魔女の宅急便』鑑賞開始!
何年ぶりに観たか忘れてしまったが、色あせない面白さ。
ただ、明らかに以前とは観方が変わってしまっていた。
この作中に1番心が揺さぶられたシーンは序盤。
13歳になり魔女の修行へ出るキキが、旅立つ準備をしながらお父さんに『高い高いして!小さい時みたいに』とお願いする場面。
この時点でもうかなりクラっていたが、お父さんが一生懸命キキを高い高いし、その後ギュッと抱きしめてひと言…
『いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろう』
も、もうダメ…。
全て観終わったあとは家族横並びで
『おやすみなさい』
布団に入ったままキャッキャ言いながらそれぞれ夢の中へ。
子どもたちを喜ばせるつもりが、子どもたちの喜ぶ顔を見られてこっちの方が嬉しい気持ちでいっぱいにさせてもらった。
『違う!本当の旅館がいい!』
決してそうは言わずに
『また旅館ごっこしよ!』
つむぎがこう言ってくれているから、やっぱり皆んなで一緒に寝たかったんだな。
良かった。
また『旅館ごっこ』しよう。
また皆んな横並びで眠ろう。
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