『ひかりちゃんは今言葉をたくさん吸収している時期なので、これから一気にお話しするようになりますよ』
以前あった保育園での面談でひかりの担任から言われたこの言葉通り
ひかりは今いろんなおしゃべりを聞かせてくれるようになった。
一生懸命に言葉を発する2歳のおしゃべり。
これがまた可愛いのなんのって。
そんなひかりの成長記録。
つむぎが同じ2歳だった頃、低めで少しかすれ声だった。
『酒焼けしたみたいな声』
そんな冗談を言われていたつむぎに対し、ひかりは常に裏声を使っているかのように声が高い。
あまりにも声が高いから、初対面なんかの人からは思わずひかりの声を真似される事もしばしば。
更に話方の特徴としては
『パパどこ行くとおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおっ?』
こんな風に、高い声で語尾がひたすら伸びる。
これがまた可愛くて思わず真似したくなる。
しかも、幼ながらにちゃんと博多弁ってところがまた可愛い。
この高い声で語尾を伸ばす喋り方も、成長とともになくなっていくんだろうな。
『今だけ』なんだと思うと、この喋り方がとても愛おしい。
そんな高音ボイスのひかりちゃん。
『ママ好きよ』
『パパ好きよ』
お喋りが上手になってきてから、よくこんな言葉を言ってくれるようになった。
我が家は夫婦間でも親子間でもよく『好き』と言い合う家族だから、それを真似して言ってくれているんだと思う。(幸せ!)
更にしばらくすると
『ずっと、ずっと、ず〜っと好きよ!』
こう言ってきてくれるようになった。(幸せ!)
これはよくつむぎが言ってくれていたから、つむぎの真似をしていたんだと思う。(幸せ!)
更に最近は急にどこからか新しい言葉を覚えてきたようで
『毎日、毎日、ま〜いにち好きよ!』
こう言ってくれるようになった。(幸せ!)
『どこで覚えてきたっちゃろうね』(幸せ!)
ツマとそう話していたところ
昨夜DVDを観ているとようやくその謎が解けた。
ひかりが真似をしていたのは『魔女の宅急便』のキキのこのセリフ。
『このまま、お婆さんになるまで、毎日、毎日、ま~いにち、ホットケーキだったら、どうしよう』
キキがジジに向かって話しかけるこの場面。
〈あれ、どこか聞き覚えがあるような…〉
『あ!ひかりのあの話し方はこれやん!』
謎が解けてツマもワタシも思わず笑った。
キキのセリフを真似するあたりも可愛くてよろしい。
これからはどんなお話しを聞けるかな。
そしていつまでこうやって『好き』って言ってくれるかな。
将来この日記を読む頃にはそんなこと照れ臭くて言ってくれないかもな。
それでもね、ひかり
ママとパパは
『毎日、毎日、ま〜いにち好きよ!』
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