いよいよ運動会の本番を明日に控えたひかり。
そんなひかりが昨日制服の胸の部分をキラキラと光らせて帰ってきた。
『先生が魔法の帽子を貼ってくれた♪』とひかりは上機嫌。
制服をよく見せてもらうとそこには銀色の折り紙で作られた魔法使いが被っていそうなハットが貼られてあった。
昨夜はツマが夜勤だったからワタシがひかりの制服を洗濯するために『ひかり制服を洗濯するけん折り紙を取ってもいい?』と尋ねると
『だめ!洗わなくていい!明日もこのまま保育園に行きたい!』と返答が。
まあもう金曜日だし1日くらい洗わなくていいかと思って昨夜は洗濯せずに今日も制服はそのまま登園。
今朝登園するとちょうどその折り紙を貼ってくださった先生が運動会の準備のために園庭で作業されていた。
『先生ひかりの制服の胸のところに折り紙貼ってくれたありがとうございます』
ワタシがその先生にこうお礼を伝えると
『いえいえ!昨日はひーちゃんとなかなかお喋りするタイミングがなかったのであれでお喋りするキッカケを作りました!』
と。
いや〜…
なんというか…
本当に頭が下がります…
ワタシなんか我が子3人、たった3人なのにそれぞれ3人の話しを毎日しっかり聞いてあげられているかと聞かれたら
『へ〜』
『ほ〜』
『お〜』
とか言って軽くその場を流してしまうこともあるに…
毎日何十何百という子どもたちを相手している先生方は本当にすごい。
言ってしまえばひかりはその何十何百の園児たちの1人。
喋るタイミングがなくても当たり前なわけです。
それをわざわざこういったカタチで喋るキッカケを作ってひかりをここまで喜ばせていただいた。
朝から感謝と尊敬でいっぱいにさせてもらった。
大切な我が子を預ける場所にこういった感情を持てるというのは親として本当にありがたいことです。
『良かったね』
その先生にお礼を伝えて教室に向かう最中にワタシがひかりにこう言うと
ひかりはニコニコしながらうなずいていた。
本当良かったね。
本当ありがとうございます。
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