本日は、つむぎの『IQテスト』初挑戦の日。
以前、毎週土曜日に通っている知育の教室で「そろそろ一度やってみましょうか?」と言われ、遂にこの日がきた。
『IQ』って言葉は聞いた事あるし、その数値が高ければ高いほど賢いんだろうなくらいは分かっているけれど、ワタシ自身自分のIQがどのくらいあるのかも知らないし、知らない事で不自由する事はなかった為、その扉を開こうとした事がなかったが、こういった機会でムスメがワタシの知らない世界へと連れて行ってくれた。
大人になるに連れて、「知らない世界の扉」を開こうとする事がどんどん減っていっている気がしていたけど、子育てを通じて、また知らない事だらけに囲まれて生活しているおかげで、ありがたい事に好奇心だらけの毎日だ。
夢中になれる事がある毎日は、ただ単純に過ごす毎日と比べ、過ぎていく時間の輝き方が全く違う。
ワタシの場合、そんな夢中になれる事は、ムスメたちの成長であり、家族の成長。
夢中になって過ごせる毎日の中で、次から次に初めての経験が出来るなんて、こんなにも満たされる時間は他にはない。
『IQテスト』は12時半から始まる。
午前中に少し教材を使って頭を働かせ、脳をパンプアップさせてからいざ教室へ。
向かう途中の車内では、ワタシが前日に買っていた、チョコレートが中に入っている小さなマシュマロを食べさせ、脳の働きが良くなるように糖分を補給。
ムスメはいつも通りだけど、親は土壇場で焦る。
テストは、先生から尋ねられた事に対してどれだけ理解していて、どれだけ受け答えが出来るかで、今の年齢のIQが分かるらしい。
「それでは、お願いします」
つむぎを任せ、ツマとひかりとワタシは教室を後に。
テストが終わった後はそのまま続けて通常通りの授業があるから、迎えに行くのは14時過ぎ。
「今日は時間があるし、いろいろ歩いて昼食を探そうか」
特に目的地を決めず、ふらふらと歩き回るだけで久しぶりのデート気分で面白い。
「つむぎには悪いけど、寿司でも食べようか?」
IQテストを頑張るつむぎをよそに、ツマとワタシは浮かれていた。
スマホで寿司屋を検索し、一番近くは600メートル先にお店発見。
「行こう行こう!」
空は晴天、気分はまるで付き合いだした20代前半。
ルンルンで目的地まで歩きだした瞬間、奇跡としか言いようがない急な大雨。
空はまだ青いのに、なぜか大雨。
まるでつむぎが、「私だけを置いてそうはさせるか!」と言っているような、不思議な天気。
ひかりが雨に濡れて風邪を引いたら大変だから急いで教室の方へ退散。
つむぎの食への執念の勝ち。
とは言っても、美味しいものを食べたい口になっていたので、前々から行きたかった教室のすぐ目の前にある【長崎亭】へ。
ツマもワタシもチャンポンを注文。
この写真を見て、「美味しそう」と思ったらその通り、本当に美味しかった。
野菜もたっぷりでチャンポンは安心してもりもり食べれる。
状況判断がするどいひかりは、出番がないと分かればすぐに寝る。
そうこうしていると時間になり、つむぎを迎えに。
2時間以上頭を働かせ続けていたつむぎは、もう頭がピヨピヨとして限界が来ているのが見ただけで分かった。
先生からも「すごく成長を感じます」と言われて一安心。
このテストの結果は1ヶ月後に分かるらしい。
この教室に通わせだして、いろんな友人に「教室ってどう?」と聞かれる。
実際、我が家の場合はムスメたち自身にすぐに変化があるわけではない。
だが、これから先の考える力、人生をデザインする力を身につけさせる為に通わせているので、今すぐに変化が見られなくても、これからがすごい楽しみなのは確か。
そして、この教室に通わせる事ではっきりと言えるのは、『親の育てに対する取り組みが変わる』という事。
まだ幼く柔軟な子どもの脳に、正しい知識で接する事の重要さは親が学ばないと分からない事ばかり。
子の成長とともに、親が成長出来る。
そんな教室だとワタシは実感している。
つむぎのレッスンが終わり、その後はひかりのレッスンだったが、つむぎは「もうお外行く」と、今日は勉強モード終了。
ツマとひかりはそのまま教室でレッスンを受け、つむぎとワタシは外へ。
コンビニで大好きな牛乳を買い、体力回復。
その後は、「公園で遊びたい」とリクエスとがあったから、近くの公園へ。
本当に良く頑張った。
ひかりのレッスンも終わり、帰りの車内はぐっすりと。
お疲れ様。
少しずつ赤ちゃんから離れていくひかりと、見る見るお姉ちゃんになていくつむぎ。
成長は嬉しさを前提に、言葉に出来ない感情がいつもある。
毎日が初体験の子育て。
毎日が楽しいよ。
ありがとう。
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