10月も後半に差し掛かってきたとは思えない暖かさ。
公園で遊ぶ前に、近所の100円ショップまで風船とシャボン玉を買いに行くと、店内では「今日は暑い中ご来店ありがとうございます」のアナウンスが。
聞き慣れてしまった程「異常気象」という言葉を耳にしてきたけど、ムスメたちやそれよりももっと先の子たちの時代を考えると、親としてはこの環境問題も心配になる。
今日は【即位の礼】の祝日。
即位礼正殿の儀の直前には、それまで降っていた雨が止み、何と虹がかかったというニュースを目にした。
この奇跡の様な現象が、今からと、これからの時代を更に明るくしてほしいと思った。
「更にいい時代」これを作るのに、ワタシ個人の力では大きな事は出来ないが、今、目の前にいる人の事を一生懸命愛する事は出来る。
今、隣にいる人の事を一生懸命愛する事は出来る。
今、一番近くにいる人の事を一生懸命愛する事は出来る。
これが各個人で広がっていけば、「更にいい時代」は作っていけるんじゃないかと、そんな事を思いながら、このおめでたい祝日も家族を一生懸命愛して過ごした。
だからと言って何をしたっていう訳ではない。
100円ショップで買った風船とシャボン玉を持って近所の公園へ行き、小さなテントを張ってそこで同じ時間をのんびりと過ごした。
スマホも見ず、パソコンもテレビもない。
ツマとムスメたちだけを見てのんびり。
仕事の事でも、家事の事でも、「何かする事あったような…」
この考えを綺麗さっぱり忘れて、今日はのんびり。
ただこれだけの事が、すごく贅沢な時間の過ごし方だった。
何もないテントに皆んなで横になると、つむぎは「テント楽しい!」と大声で言った。
昨日も書いた通り、「楽しい!」って、こういう事なんだ。
心地のいい日差しと、満たされた心。
売店にコーヒーを買いに行く時、確実に売っていないのは知っていたけど、ひょっとしたらここでも奇跡の現象が起こるんではないかと思い、冷えたビールが売っていないか一応確かめたが、さすがに奇跡は起こらなかった。
最近つむぎは風船で遊ぶのにハマってるから、テント内で会議。
風船の割れる音が嫌いなツマは、隣で嫌な顔をしてこっちを見ている。
すると、つむぎはいたずら顔で立ち上がった。
ひかりは心配そうな顔でツマにしがみつき、じっとつむぎを見つめている。
その後しばらく様子を伺って、ひかりが泣いたから授乳をする為に、ツマがテントを全て閉じた瞬間、パンパンに膨らんだ風船を片手に持ったつむぎは動いた。
隙間からテント内に風船投入。
パンパンに膨らんだ風船は、一気に空気が漏れてテントの中で暴れまわっていた。
テント内大パニックに大笑いのつむぎ。
一通り風船が暴れ終わった後、風船嫌いなツマが一喝。
深々と謝るつむぎ。
この一連の出来事を見ながらずっとゲラゲラ笑いながらカメラを構えるワタシ。
すると、すっとテントから姿を現し、ワタシをじっと見つめて次はひかりが無言の一喝。
深々と謝るワタシ。
ただただ楽しかった。
風船1個でこんなに笑えるなんて。
夕方になり、夕飯の買い物をして帰る頃には2人とも車内でぐっすり。
家の駐車場に着き、大きな買い物袋と大きくなったつむぎを車から抱えて歩く寝室までの道のり、「危ない。あの時ビールなんて飲んでる場合じゃなかった」と、ほろ酔いで抱える抱えるには少しずつ余裕が無くなってきた、つむぎの成長の重さを感じていた。
親の満足はムスメたちの満足ではない。
でも、ムスメたちの満足は親の満足。
疲れるまで遊べてよかった。
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