ツマに臨時で入った2週間の仕事が、今日で無事に終えた。

この2週間、バタバタとしながらもムスメたちと濃い時間を過ごせた。

ツマは朝出て行くのが早かった。

その為、まずは朝起きてつむぎとひかりにご飯を食べさせながら、保育園の準備。

食べ終わったら、着替えと歯磨き洗顔をして出発。

3人で散歩しながら保育園までつむぎを連れて行く。

次は帰ってひかりのお昼ご飯の準備と昼寝の時間の確保。

その後、ひかりを保育所に預けてから、ワタシは仕事へ向かう。

ざっとこんな日々をムスメたちと過ごしていて、改めて確信出来た事がひとつあった。

【やはりワタシはイクメンではなかった。】

今朝、つむぎは珍しく何をするのも「イヤッ!」と駄々をこねた。

だが、こんな時の対処法くらい心得ている。

無理やり言って聞かせることなどしない。

『温かい飲み物を飲ませてホッとさせる』

これが効果的。

ワタシは牛乳を温め、その中に少し砂糖を入れてホットミルクを作った。

結果はご覧の通り。

うまくいった。

でも、予想外の展開だったのはここから。

フラフラと歩き出して、急に床に横になった。

ゆっくりと目を閉じで、本当に寝ようとしていた。

「つむ!今から保育園行くとよ!」

そう声をかけると、つむぎはやる気なく顔をあげた。

このやる気のないポーズにひと通り笑った後、抱えて起こして保育園へ。

保育園から家に戻ると、ひかりは眠たそうにしていたから抱っこして寝かしつける事に。

今日も敏感な背中スイッチを刺激し過ぎないように、慎重に、慎重に抱っこしていたひかりを布団に横にした。

昼寝をしている間、パソコンに向かい少し仕事をし、それからお昼ご飯の準備。

今日はレタスチャーハンを作った。

使ったのは、レタス、にんじん、ウインナー、卵。

0歳児用だから、とにかく野菜もウインナーも細かく切り、炒める時も食べる時に口の中がパサつかないように、米がパラパラになりすぎないように、卵のふわっとした感じを残したままで、味付けは本当に少しだけ塩をまぶして完成。

気持ちいいくらいの完食。

食後、保育所へ預けに行き、ワタシは仕事へ。

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仕事へ向かう最中、ワタシは改めて実感した。 

今日、ムスメたちの為にした事も、これまでにしてきた事も、『特別』な事はひとつもなく、全てが『当たり前』な事ばかりだった。

ワタシがしていない時は、ツマがしていてくれていた事ばかり。

我が子を育てる為に、親がするべき『当たり前』の事を、『当たり前』にしただけ。

その『当たり前』に対して、わざわざ【イクメン】というバッジを自分自身に飾る気には、やはりなれなかった。

「お父さんが1人で面倒見て大変ですね」

そう言われる度に心の中で鼻で笑った。

「ムスメたちの親です。当たり前です」

やはり胸を張って言えるのは、ワタシは【イクメン】ではない。

ワタシは『当たり前』の事をしているだけの、この子たちの【パパ】だ。

ムスメに描いた手作り絵本『わらいました』公開。『わらいました』 文中の「あなた」の部分を、読み聞かせる相手の名前に変えて読んでみてください。 ...

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち 三女 : つきか - パパはタノシイ -