『約束は守りなさい』
これはワタシが常々つむぎに言い聞かせている言葉。
ひかりがもう少し大きくなれば、その時はひかりにも同じ事を言うだろう。
ただ、偉そうに言うからには、ワタシがその手本にならなければならなかったのに…。
「公園で遊びたい!」
つむぎがそう希望したから、日中は公園へ遊びに行く事に。
そして出発の際、「帰ったら一緒に雛人形飾ろうか?」とワタシはつむぎと約束をした。
どこまでワタシが言った言葉を理解しているかも分からなかったし、〈出来そうだったらでいいか〉というくらいの気持ちだった。
まずはお望み通りの公園へ。
ちょっと外は寒かったけど、つむぎは元気いっぱい走り回って遊んでいた。
途中、転んでしまって思いっきり顔にケガをしてしまったけど、泣かずによく耐えた。
「痛い」よりも「楽しい」が勝っていたんだろう。
22日の発表会までには完治して欲しいな。
ひかりも楽しそうに遊んでいたけれど、まだ自分で動き回れないからやっぱり寒そう。
「4時になったら公園お終いね」
約束の4時まで遊んだつむぎは、約束通り素直に公園を後にした。
その後は実家でご飯を食べた事もあって、家に帰るのが少し遅くなった。
〈出来そうだったらでいいか〉
そのくらいの気持ちだったワタシは、「つむ、雛人形は明日しようか?」と、これまた軽い気持ちで聞いてみた。
次の瞬間、つむぎは顔色を変えて怒鳴った。
「約束したでしょ!!」
ハッとさせられた。
いつも言っていた言葉が、自分に返ってきた。
「ワタシはまだまだだなぁ。。」
反省をしながら、つむぎと一緒に約束通り雛人形を飾った。
親が子に発する言葉は、同時に親自身にも向けられた言葉なんだな。
自分が出来もしないのに、それが「しつけ」や「教育」と思い込んで発言してしまうのは、ちょっと違う事に気付かせてもらった。
思っていた以上に子は親の言動を見ている。
大事な事は、きちんと行動で示そう。
寝る前のつむぎに、「明日は何したい?3時のおやつは何にしようか?」と聞くと「また公園で遊びたい!おやつはドーナツがいい!」と答えた。
よし、公園の約束は守ろう。
ドーナツに関しては、連れて行っていいかママに相談しとこう。
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