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子育て

『子ども力』本領発揮。

昨日はムスメたちにとって、とても刺激的な1日となった。

昼過ぎに家を出発し、車を走らせ福岡でホタルが見れるスポットでもある秋月まで。

『今日はとにかく思い切り遊ぶ!』

これが1日のテーマ。

緊急事態宣言によって公園すらも避けて生活し、解除されてからも近所の小さな公園で遊ぶ程度だったから、今日はとにかく思い切り遊ぶ!

昼間の早い時間は先日書いた、まるで『トトロ』の世界を体験出来るかの様な古民家がある公園へ。

到着し、早速ワタシが虫取り網で蝶々を捕まえて見せた。

つむぎにも羽を優しく持たせてみると、嬉しそうに、自慢げにツマに見せびらかしていた。

公園の目の前には浅い川も流れている。

「つむ、天気もいいけん少し入ってみる?」

「うん!入ってみる!」

そういう訳で、靴を脱いで少し川遊び。

何にでも興味がある年頃なのに、あれもダメ、これもダメと言われ続けた約2ヶ月。

久しぶりに『ダメ』ではなく『いいよ』と言われて、嬉しそうな表情で川に入って行った。

「つむ〜、着替えは持って来てないけん濡れんように気をつけてね〜!」

ワタシが大声で叫びながら後ろを振り向くと

数秒でこれ。

1枚目でつむぎが変な格好をしているのはこのせい。

まあ、今日は楽しそうならそれでいい。

本来はこうあるべきだった。

それをよくも我慢しててくれた。

少しして、車の中で眠っていたひかりがツマと一緒にこっちに来た。

ひかりはまだ川に入れる訳にはいかないが、ひかりはひかりなりに自由を嚙みしめるかの様に、大自然の中で用を足していた。

ひかりが力む時に見せるこの表情が、ツマもワタシも大好き。

しばらく遊んだ後はいよいよ目的地へ。

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夕方6時30分。

まだ早い。

それから約1時間、まだかまだかと待ちわびると草の影で「ピカッピカッ」と。

「光ったー!光ったー!」

見つけたつむぎは飛び跳ねて喜んだ。

それから、夜8時を回る頃にはそこら中にホタルが飛び回っていた。

ワタシはホタルを捕まえて、つむぎとひかりにも持たせた。

ツマもワタシも久しぶりにホタルをゆっくり見に来たが、言葉にならない感動があった。

ホタルがとまってピカピカと光る木を見ては「クリスマスツリーみたいやね」と、洒落た事を言うつむぎに関心しつつ、昨夜はその場を後に。

とてもいい経験になっただろう。

ホタルと同じくらい、ムスメたちの目は輝いていた。

いくら親がお金をかけて準備したものを提供したとしても、それには『遊び方』がある。

でも、自然を前には『遊び方』は自由だ。

子ども達はその中で『遊び方』を発見するプロフェッショナル。

飽きる事なくいくらでも遊び回れる。

これこそが『子ども力』

そうワタシが勝手に命名。

昨日はその『子ども力』を、思う存分に本領発揮出来ていたと思う。

やっぱりこうじゃないと。

まだ気を抜けない状況は続いている。

その中で、もっともっと『子ども力』を発揮できる様な遊び方を考えようと改めて感じた。

何となくこの自粛中で、ワタシもムスメたちの表情に慣れていたのかもしれない。

それを自然の中で身体中を使ってのびのびと遊ぶ姿や表情を見て、大切な事を思い出せた気がした。

『子ども力』はその子の可能性だ。

その可能性をもっと伸ばしてあげられるよに、自由に、のびのびと、笑顔をたくさん引き出してあげよう。

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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