ひかりの夜泣きに目が覚め、ツマにはそのまま休んでもらいひかりを寝かしつける為にワタシは寝室を離れた。
まだ体調が万全ではなくタン絡みの咳をするので、布団で横になって寝るよりも少し体を起こした状態で抱っこしてあげてた方が寝やすそう。
こういう時、ツマよりも体が大きいワタシが抱っこした方が安定感があるからかよく眠る。
しばらく抱っこし、そろそろ寝たかな?と、そっと布団に横にしてもまた寝づらそうにして起きてしまうので、明日は休日だからまあいいか。なんて思いながら抱っこしたまま寝かせて朝を迎えることに。
自分じゃ上手に眠れずに泣いて、抱っこされた腕の中でスヤスヤと眠るこの時期がすごく愛おしい。
ひかりの寝顔を見ながらそう思っていると、次は寝室からつむぎの泣き声が。
「いやー!ヨーグルト食べたいー!」
「いやー!バナナ食べたいー!」
寝ながら声を震わせ必死だった。
どんな夢を見てるかすぐに想像できた。
そんな嘘のような本当の寝言が聞こえてきた頃、ワタシは朝を迎えた。
さあ、保育園の準備だ。