本日をもって『平成』が終わり、明日からは『令和』として新しい時代がスタートする。
ツマと「夫婦」になる事ができ、ムスメたちと「家族」になれた『平成』は、とても愛が詰まっていた。
平成27年11月24日、長女「つむぎ」誕生。
平成31年1月11日、次女「ひかり」誕生。
この産声たちに、ワタシは心を強く揺さぶられた。
– ワタシがこの子たちのパパだ –
この子たちが「行ってきます」と、自分の足で自分の世界を広げにいくまでは、
「出来る限り同じ時間を過ごし、同じ思い出を作ろう。」
そう心に決めた。
3歳になったつむぎは、これまで大きな病気もなく元気いっぱい育ってくれて「お姉ちゃん」になる心の変化もこの子なりに受け入れてくれた。
産婦人科から退院して「さあ、これから家族4人での生活の始まりだ!」そう意気込んだ矢先、
ひかりが生まれて8日目に原因不明の発熱で緊急入院する事になった。
数字の下がらない体温計と生まれて間も無い我が子に繋がれた点滴の管を見るのは、今まで経験してきた中で1番生きた心地もしない出来事だった。
「大丈夫だよ」と聞こえてきそうな、時折見せる病室でのひかりの笑顔に、見舞いに行ったはずのこっちの方が支えられたのを覚えている。
数日後、熱も下がり血液検査の結果も問題なく無事にひかりは退院した。
とにかく安心した。この数日でいろいろな葛藤もあった。
命の心配はもちろん、生まれてすぐの発熱は目が見えないや耳が聞こえないなどの障害が残る可能性もあることも知った。
もしこの子に何らかの障害が残るとしたら…でもこれに関しては何も不安はなかった。生きてさえいてくれればそれで良かった。
そう迷いなく思えたのはツマもワタシもつむぎの存在が大きかった。
ワタシたちに足りない部分があっても、この子がそれを補ってひかりを愛してくれるはず。そう確信できた。
つむぎは「お姉ちゃん」になっても赤ちゃん返りもワガママもない。ひかりにヤキモチも焼かなかった。
これはつむぎが生まれて以降、一緒に過ごせる時間も注げる愛情も出来る限り寄り添ってきたわずか3年の月日が、「パパとママに愛されている」という心に余裕がある子に育ててくれた。
本当に心強かったし、ムスメに『家族の絆』を改めて教えてもらった。
愛情は必ずその愛情を次に繋ぐ。
この子たちが中心となって築く新しい時代が始まる。
その新しい時代に愛が繋がっていくように、また変わらずワタシは家族を愛し続けよう。
平成31年4月30日
パパ
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