ムスメに話しかける時の、伝え方や言葉の選び方、

この難しさに気付かされる事が多々ある。

3歳児が理解している言葉の限界を、親でも理解する事は困難で、

例えば、「こっちおいで」や「あっちに行きなさい」などの、

「こっち、あっち」は分かっても、

「ほら、後ろにあるよ。」と言うと、

「後ろってどっち?」と、「後ろ」が分からなかったり、

「テーブルの上のティッシュ取って」と頼んでも、

テーブルまでは近付くが、その付近をうろうろ探し始めて、

結局自分で取った方が早かったり。

〈まだ3歳だし仕方ないか〉

そう思っていると今度は、

「どこでそんな言葉覚えてきた?」と言いたくなるような成長を見せてきたり。

今は色んな事を猛スピードで吸収している最中。

また、親も伝え方に頭を回転させる時期。

「分かる言葉」と「分からない言葉」

親がこの線引きを間違えると、子どもの【珍回答】は、大人の予想をはるかに超えてくる。

我が家は、誰かに何かをしてもらった時には必ず「ありがとう」を、口酸っぱく言い続けている。

どの場面でも、人の力をかりた時には、

「ほら、大きな声で”ありがとう”言って来なさい」と言えば、

ムスメも大きな声で「ありがとう!」と。

いつものこのやり取りが、当たり前になりすぎたワタシは、

今日も保育園帰り、ワタシの実家に遊びに行っていたムスメを仕事終わりに迎えに行った際、

「感謝の気持ちを伝える」という点で、無意識で「理解の線引き」を間違えてしまい、ムスメに、

「大きな声でお礼言って来なさい」そう伝えていた。

ムスメは走ってじいじ、ばあばの所へ駆け寄り、

大きな声で、

『オレイッ!!』

と。

今にも踊りだすのかと思った。

まさかの『オレイッ!!』に、笑うしかなかった。

確かにワタシは「”お礼”言って来なさい」そう言った。

ムスメは何も間違ってはいない。

ワタシに言われた通りだ。

間違ってはいないけど、

まさかそうくるとは。。


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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -