今朝は子どもたちをそれぞれ見送ったあと
昼前頃に夜勤を終えたツマが帰宅。
ちょっとどんぐり屋に必要な買い物があったのと
一緒に昼食を食べに外出して束の間の夫婦の時間。
会話の中心はもっぱら子育てについて。
今日の会話の中心はひかり。
『ひーちゃんが1番リーダー!』
ここ最近のひかりの口ぐせ。
保育園で覚えてきた言葉なんだろうけど
なんでもシャキシャキやりたがるひかりにはピッタリに感じる言葉。
『ひかりは保育園のクラスでも1番リーダーと?』
今朝登園する時にワタシはなんとなくひかりに尋ねた。
するとひかりは怒った表情になり『ちがう』とだけ言ってそのまま口もきいてくれずにきよいちとワタシの前を保育園まで走って行ってしまった。
『じゃあ誰が1番リーダーと?』
この質問にも当然答えてくれなかったが、ひかりの中で自分ではないことを理解していたんだろう。
そしてそれが悔しくて走り出したんだろう。
前を走るその小さな後ろ姿がひかりらしくてあまりにも可愛くてかっこよくて。
でもそれと同時に『なんでも自分でできる!』という思いが強いひかりに対してワタシのこれまでの接し方に反省もあったり。
『なんでも自分でできる!』という思いが強いことは言葉だけ取れば良いことのように聞こえるけど、幼いひかりがそこまで強くそう思いようになったのはワタシの接し方の悪さにも原因があった。
そしてその分ひかりには辛い思いをたくさんさせてきた。
ひかりは1歳6ヶ月の時に『お姉ちゃん』になった。
きよいちは現在2歳3ヶ月でまだ寝る時は『おっぱい〜』と甘えている。
つむぎは2歳6ヶ月で完全卒乳。
『本人がそれを望むなら』とツマは無理矢理卒乳させることはしなかったが、ひかりだけはきよいちの出産の関係もあって我慢してもらった。
姉弟の中で誰よりも早く新しい家族が増えたことで『ママを独り占め』を我慢したひかり。
この頃から『自分でできる!』が始まっていたのかもしれない。
そしてツマはきよいちの面倒を見ているから、まだ1歳6ヶ月のひかりは4歳8ヶ月のつむぎと同じように『自分でやりなさい』とワタシに扱われてきた。
今思えばまだ1歳6ヶ月だったのに。。
『そのおかげで自立心が強くなった!』とは到底思えず、こうやって強がるひかりを見ると『なんであの頃もっと甘えさせてあげさせなかったのか…』と反省ばかり。
当時のひかりはツマともワタシとも手を繋いでくれなかった。
ワタシの接し方のせいで『自分で!』が強くなり過ぎて素直に甘えられなかったんだと思う。
甘え方が分からなかったのかも。
時にはつむぎときよいちが寝るまで布団で堪えて2人が眠ったあとに目をこすりながら起きてきて自分でママとパパを独り占めできる時間を作ってくることも多かった。
幼いひかりなりに自分で考えた行動なんだろう。
その度に胸が痛んだことをはっきりと覚えている。
ひかりが手を繋いでくれるようになったのはここ1年くらいから。
きよいちも少しずつ自分でできることが増えて、ツマとワタシも少しずつ心に余裕ができ始めて『甘えていいのかな?』と思ってくれいるように感じる。
ひかり
幼い頃からひかりには求め過ぎた部分が多かったことをパパは日々反省している。
もっと甘えたかったね
ご飯も食べさせてほしかったね
お着替えも手伝ってほしかったね
もっと抱っこしてほしかったね
もっとママとパパを独り占めしたかったね
それを全部『自分で!』と乗り越えてくれたひかり。
なんでも自分でできる『1番リーダー』もかっこいいけど
ひかりはまだまだ3歳。
『1番リーダー』になれなくてもたくさん甘えていいからね。
今朝目の前を走るひかりの後ろ姿を眺めながら
ワタシは改めて反省と決意をさせてもらった。
ごめんね、ありがとう、愛してる、ひかり。
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