少しずつ物事が把握できるようになってきた4歳の誕生日のお祝いは、いつもとは違う環境を体験させる為にホテルのビュッフェへ連れて行った。
向かうは【ホテル日航福岡】
いつもは動きやすいし大きめのサイズの服を着ているけど、ここはピシッと白シャツにコートを羽織って出発。
先ほど「連れて行った」と書いたけれど、実はツマの敏腕ポイント貯め&使いテクニックによるもので、「連れて行ってもらった」が正しい表現。
ロビーにはクリスマスの飾り付けがされていてとても華やか。
目を輝かせるムスメたちを見ながら、ツマとワタシは目を合わせて笑った。
こういった場所がある。
これを経験させる為。
目の前に広がるキラキラとした景色は、きっとムスメたちの感受性をまた豊かにしたに違いない。
ビュッフェの面白いところは、「自分で食べたいものを選んで食べる」
出されたものを食べるコース料理とはまた違った面白さ。
こういた場合、子どもは決まって好きなものを中心にそればかりを選ぶ。
甘いもの、唐揚げ、ポテト…
そして親の顔を見て、選んだものの答え合せをする。
これが面白い。
「好きなものを選んでいいよ」とは言うけれど、「何でもあり」ではない。
肉ばっかりだったら野菜も選ばせるし、甘いものを食べたそうにしても、量には限度を決める。
『食事をする』というだけの行為の中からも、色んな事を学んでもらえたら嬉しい。
我が家は普段、ジュースを買い与えない。
その場でミキサーにかけた100%のジュースならいいけど、自動販売機に売られているジュースは絶対に買わない。
普段は麦茶がメイン。
そんなムスメは、目の前に並んだジュースを見ては目をまた輝かせていた。
ツマが少しだけジュースを注いで来るとつむぎは嬉しそうに受け取った。
「それ飲んだらジュースお終いやけんゆっくりね」
ワタシがそう言うと大事そうにゆっくりストローで飲んでいた。
普段飲めない分、きっと普段から飲んでる子よりも、格別に美味しく感じただろう。
たまにある特別ってこういうもんだ。
体の健康に関わる事なら特に。
我が子は可愛いからこそ、何でもありではない。
ムスメが何を選んで何を食べるのかを見ているだけでも、それはそれで面白かった。
福岡の糸島産の野菜を使っていて、つむぎが思っていたよりも野菜をバクバク食べていた。
子どもの味覚は素直。
やはり信用できる糸島産の野菜。
我が家も【伊都菜彩】に野菜を買いに行かせてもらってます。
食後はホテル側からのご厚意で、ケーキのプレゼント。
昨日の日記に書いたミッキーのケーキは、元パティシエで今は蕎麦職人の兄に毎年頼んで作ってもらったケーキ。
非日常な「連日のケーキ」に嬉しそう。
そんなスピードで成長されても寂しいから、ゆっくり大きくなりなさい。
偉そうな事を言っても、制限時間1時間で自分だけ飲み放題をつけたワタシは、最初は優雅に気取ってのんびり飲んでたのに、「あと30分よ」とツマに言われた瞬間、自分の中のスイッチがそこら辺の居酒屋の飲み放題モードに切り替わってグビグビ飲んで、結果、鏡に映った顔を赤くした自分を見ては「何でもありではない」と反省した。
ムスメよ、一緒に成長しよう。
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