『梅雨の時期になれば湿気でウイルスも減るやろ』
そんな、コロナウイルス終息への淡い期待をしていた去年の梅雨の時期から1年。
まさか今年の梅雨の時期に、緊急事態宣言が再度発令されるとは思ってもみなかった。
2021年5月12日の今日、福岡に3度目の緊急事態宣言が出た。
これまでの『新型コロナウイルス』に加えて、『変異ウイルス』まで広がり始めた。
我が家ももう1度気を引き締め直して、この『コロナウイルス』と向き合っていかなければ。
そんな中、このタイミングで我が家に思いもしなかった『ふく』が訪れた。
今朝はいつも通り起き、朝食を食べ、準備を済ませてから保育園に行く予定だった。
すると、朝食中につむぎが突然こんなことを
『パパ、ここらへんが痛い』
押さえていたのは耳の下あたり。
『昨日の夜騒ぎよったけんよ』
先日までの風邪は良くなって、昨夜寝る前に大はしゃぎをしていたから、きっとあごが筋肉痛にでもなったんだろうと思った。
『ん〜痛い…』
つむぎがそう続けるので、一応痛がっている箇所を触ってみると耳の下が腫れている。
医学の知識が『手塚先生のブラックジャックを好んでよく読んでいた』くらいしかないワタシは、寝室できよいちに授乳しているツマ（看護師）に大声で報告。
するとツマはすぐにピンときたようで口を開いた。
『ひょっとしたら…』
梅雨の時期に入り外は大雨。
保育園には休みの連絡を入れて、ツマにひかりときよいちを任せてワタシはつむぎを小児科へ連れて行った。
診断結果…
『おたふく風邪』
ツマが思った通りだった。
今のところまだ熱もないし痛みも気にならないくらいらしい。
とりあえず5日間は保育園には行けないということだったから、ゆっくりさせて治していこう。
緊急事態宣言という暗い状況の中
我が家に訪れた小さな可愛い『おたふくさん』
何かいいことあるかもね。
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