ここのところ毎日保育園の帰りに『ちょっと葉っぱ見たい』と言われれば近所の桜並木に寄り道して紅葉狩りへ。
子どもたちのお迎えは仕事を中断して行くから本当は少しでも早く帰った方がいいんだけど…
だって…
制服姿のひかりとこうやって保育園の帰りに紅葉狩りができるのは今年で最後だから…
今日も宿題が早く終わったつむぎはお迎えに付いてきてくれた。
昨日までポカポカしてたのに今日から急に寒い。
そんな寒い中でも『ひかりときよくんが喜ぶでしょ！』と言って付いてきてくれるのがつむぎの優しさ。
数年前まではこうして3人を連れて毎日送り迎えの怒涛の日々。
卒園して保育園の送り迎え組からつむぎが抜けた時はすごいポッカリと穴が空いた感じだった。
それでもまだ幼いひかりときよいちがいたしドタバタとして感傷に浸る暇なくやってきたけど
ひかりが抜けるとちょっと話しが変わってくるだろうな。
想像するだけで切ない。
『まだ1年生にならんでもうちょっと保育園にいてほしいな〜』
ダメ元でこんなお願いをしてみたけど『いやっ！』と一刀両断。
『皆んなが小学生になったらパパは誰と保育園に行ったらいいと？』
冗談混じりでこんなことを言ってみると
『パパの役目はそこで終わりよ』
あの優しいつむぎが横からワタシのトドメを刺してきた。
そんな〜
皆んな卒園したらパパの役目終わりって早過ぎでしょ〜
多分まだまだ役目あるでしょ〜
まだまだ役に立ちたいよ〜…
帰り道の風が急に冷たく感じたのは
この感情のせいかもしれない…
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