つむぎが毎週木曜日習字を習い出してから1年が経った。
慣れと共に最初の頃のワクワクや緊張感が少しずつ薄れてきたんだろう
最近は『習字面倒くさいな〜』と声を漏らすようになった。
今日も習字の木曜日。
今日もつむぎは色んな感情を抱えながら習字に向かっていた。
確かに少し慣れてきた頃に習い事へ行くのが面倒くさいのはよく分かる。
ワタシだってそうだった。
ワタシも小学生の頃は週に1回習字を習っていて
習字を辞めた後は入れ替わりで週3回、剣道の道場に通った。
剣道を始めたのはちょうどつむぎと同じ小学4年生。
月・水・金18:30〜21時頃まで。
その道場には小学校を卒業するまで通った。
夏は暑いってもんじゃないし
冬は寒いってもんじゃない。
小学生の体には重たい防具を全身にまとった上に大声を出して竹刀を振って走り回った。
ケガは付きものだし毎回ヘトヘトだった。
行きも帰りも重たい防具を担いで歩いた。
何度も何度も『面倒くさいな〜』と思うことばかりだった。
それでも小学校を卒業後も中学3年間は剣道を続けた。
今思えばこの6年間で『頑張る自分』『頑張れる自分』が少しずつ積み重なって知らない間に自分の中に『強さ』が溜まっていたんだと思う。
子育てをしている中でもその培ってきた『強さ』のおかげで子どもたちを楽しませてあげられている。
ツマが仕事に出ていてワタシが1人で3人を公共の乗り物を乗り継いであちこち連れて行っていた日々はこの『強さ』を持っていたからだろう。
もしもこの『強さ』が無くてワタシが『え〜遊びに連れて行くの面倒くさい〜』って言うパパだったら子どもたちはどんな想いをしていたことか。
ワタシの経験上
その頃は『面倒くさい』と思っていたことでも継続することでそれが『強さ』に変わった。
辞める事は簡単だだけど
つむぎにもその『強さ』を身につけてくれたら嬉しい。
継続は『強さ』に変わって『自信』に繋がる。
この『強さ』と『自信』はこの先あらゆる場面でつむぎの背中を押してくれるだろう。
今は『面倒くさい』が勝ってその事に気がつくことはできないかもしれないけど
この日記を読み返してる頃はどうだろうか?
大人になったつむぎはどうだろうか?
いつかこの事についても話せる日が来る事を楽しみにしてるよ。
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