2月14日。
『ツマとムスメとムスメとワタシ』という家族構成で、この日を意識しない方が難しい。
いや、はっきり言っておこう。
めちゃくちゃ意識していた。
ワクワクして仕事から戻ると、真っ先にエプロン姿のムスメがワタシの目に飛び込んできた。
その表情は真剣そのもの。
ワタシのワクワクと、その様子を見ながら飲むハイボールが止まらない。
ツマが作り方を教えて、つむぎが作り、その周りをひかりがウロチョロ。
最高だ。
なんて最高な景色なんだ。
途中、こっそりつまみ食いする姿すら微笑ましい。
その間、ワクワクし過ぎて何杯ハイボールをおかわりしたかは分からない。
だが、不思議と酔わなかった。
酔ってなんていられなかった。
ワタシが今日、心酔いしれたいのはアルコールなんかではなく…
これだ!!
ま、眩しくて直視出来ない。
「ありがとう」
すごく嬉しい。
〈一番先に食べて感想を言おう〉
そう思い、早速食べる為、ワタシはツマとムスメたちに声をかけた。
「よし!みんなで一緒に食べ…」
最後まで言い終わる前に、一番先に食べようと思っていたワタシの思いをよそに、
もの凄いスピードと表情でつむぎが食べ始めた。
バレンタインにチョコを誰かにあげる何て概念は、まだ持ち合わせていなかった。
「作ったら、食べる」
シンプルな考え。
そして、まだチョコレートは食べられないひかりに目をやると、自分も食べれそうなものは落ちていないか、一生懸命テーブルの上を探していた。
もう少し大きくなってからだな。
「もう夜だから今日は少しだけ食べて、後は明日食べよう」
そう言ってたのに、食べる手が止まらずあっという間に完食。
まだ、
作った目的が『自分で食べる』だとしても、
とても幸せなバレンタインだった。
美味しかったよ。
ありがとう。
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