つむぎのクラスが学級閉鎖になって3日目。
ようやく明日から登校が再開。
この3日間のつむぎとの目標は苦手な『2桁の足し算引き算』を克服すること。
初日はつむぎが何を分かっていないかを観察。
ほぼ毎日ツマと一緒に計算カードを頑張っているから足し算引き算は問題ない。
ただ『1のくらい』『10のくらい』という概念が分かっていなくて
2桁の足し算となるとどことどこを足したり引いたりすればいいかに困っていた。
ワタシは数字同士を縦に並べて『筆算』にすれば分かりやすいと思いこのやり方を勧めてみた。
ワタシの中ではこれが1番簡単に理解できると思ってこのやり方を教え続けたけどつむぎにはピンときていなかった。
このやり方はワタシが簡単だと思っているだけでつむぎには合っていない。
ということで『つむぎに合ったやり方』探し。
計算のやり方よりも先につむぎがつまづいていた『1のくらい』『10のくらい』をまずは理解することから。
それも丁寧に丁寧に。
いきなり計算に入らずに毎回『1のくらい』には青ペンで丸を書き『10のくらい』にはピンクのペンで丸を書かせた。
これでどれが『1のくらい』でどれが『10のくらい』かを理解してもらった。
その上で『1のくらい』の青ペン同士を計算して『10のくらい』のピンクのペン同士を計算するように。
その結果
間違いが多かった2桁の計算が高確率で正解できるように!
このやり方が今のつむぎには合っていた。
大人の考えだけだったら『こうすれば簡単なのにな』と思うようなことでも今それを習い始めたばかりの本人からしたら分からなくて頭パンパンになって当然だ。
一方的に『こうすれば分かりやすいよ』と教えるのではなく『この子に合ったやり方はどれか』を一緒になって探してあげることが大切なんだとこの3日間で学んだ。
(そこを分からなかったから今まで『なんで分からんと?』っていちいち口うるさく言ってしまっていた)
『次の算数のテストが楽しみ!』
そう言ってつむぎは張り切っている。
ワタシもその結果を楽しみにしておこう。
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