『真ん中の子は要領が良いと言われる反面本音が言えない傾向にある子が多い』
先日参加した心理学のお話しで先生が言っていたこのひと言にドキッとした。
ワタシは4姉弟の3番目。
姉、兄、ワタシ、弟。
姉と兄は長女と長男で弟は末っ子だからワタシは次男で『真ん中の子』として育ってきた。
この『真ん中の子』とうのいうのは確かに上と下を見て育つから無意識にも要領よく生きるスキルを身につけるが分かる。
だけどこれまた確かに本音を言えない傾向にあるというのも身をもって分かる。
今日は朝からどんぐり屋に行ったが大雨だったから先日買ったこの『今日、誰のために生きる?』という本を読んだ。
この本に書かれていた内容は『自分の本音を大切にして自分の人生を生きる』ということ。
自分を幸せにして心に余裕を持つことによって周囲の人を幸せにできる。
などなど。
ワタシは人に本音で接するのに抵抗がある。
この本を読んでみて思ったのがその理由は自分の記憶にないくらい幼い頃から自分が自分に擦り込ませてきたのであろう『失敗を避ける』という部分にある気がした。
『こうしたら怒られない』
『こうしたら自分を守れる』
上の失敗を見ては『こうしたら怒られない』を考えるようになって
下の可愛がられようを見ては『こうしたら自分を守れる』を幼ながら考えてきたんだと思う。
その結果、幼ながらにも親の顔色を伺いながら生きてきたんだろう。
だから『真ん中の子は要領が良いと言われる反面本音が言えない傾向にある子が多い』という言葉を聞いた時にドキッとした。
ある程度大きくなって意識して変えたマインドならまたリセットできるけど幼い頃の無意識の間に自分自身に擦り込ませてきたものを変えるというのはかなり難しい。
またこれを周囲に理解してもらうことも。
『本音を言えない傾向にある』という言葉を聞いてドキッとした後すぐに『本音を大切に』といった内容の本に出会えて何かすごくこれからの生き方が変わるような気がした。
もっと早くこういった考えに出会いたかったと思う反面
このタイミングで出会えて良かったと思う面も。
というのも
ワタシは子育ては自分が経験してきた以上のことは伝えられないと思っている。
いくら立派な言葉を並べても経験がともなっていないと本当の意味でその言葉を伝えられない。
『失敗を恐るな』と言ったところで失敗を恐れてきたワタシが言っても何の説得力もない。
『本音で話してね』と言ったところで本音で話すことに抵抗があるワタシが言っても何の説得力もない。
失敗を恐れると言うことは挑戦を恐れるというとこ。
子どもたちにはそうあってほしくない。
もっと失敗だらけの自分を見せて『そんなもんだ』と思わせたい面もありながら無意識にもそれを抵抗する自分がいたり。
余計なことはペラペラと言葉が出るのに自分の事となると相手にちゃんと伝えられない自分がいたり。
だからと言って周囲の誰かに何かあるわけではなくて全てワタシ自身の問題。
ここ最近は自分自身を見つめ直す事が多い。
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