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親子キッチン

味噌作り始めました。

先日家に戻ると、未だかつて見たことのない量の『大豆』が台所を占領していた。

味噌作りをするとは聞いていたけれど、こんなにも大豆が必要なんだと驚きながら様子を眺めた。

家中にあるボールの中に水漬けされた大量の大豆たち。

その前に立ち尽くすツマ。

「買い過ぎた」

ツマがポツリと言ったその一言に、

「えっ?」

ワタシは思わずツマを二度見した。

こうして、我が家の味噌作りは始まった。

まずはツマが大豆たちを煮る。

次に煮てやわらかくなった大豆たちを、つむぎとワタシが潰す。

そして、その様子をひかりは応援する。

ここでの発見は、『良く煮るほど甘みが出る』

複数の鍋で同時に煮ていたが、良く煮た鍋の大豆は明らかに味に違いが出た。

大豆の形がなくなるまで潰し終えたら、助手組の出番は終了。

「仕上げはおかーさーん」

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味噌を入れる容器を用意し、その内側を焼酎を含ませたキッチンペーパーで拭く。

カビの発生を防ぐ為には焼酎がいいらしい。

「少量あればいい」と言いながら、小さな”カップ”を選ぼうとしていたツマを説得し、見事”パック”の方を購入成功。

先ほど潰した大豆に、塩と麹を混ぜた『塩きり麹』をあわせ、これを丸く丸める。

丸めるのは、容器に敷き詰める時に隙間を出なくする為らしい。

そして…

丸まったと思った瞬間に潰された『味噌の赤ちゃん』たち。

さらに昆布まで刺される。

これは味噌の味を良くする為らしい。

昆布を刺し終えると、サランラップで密封。

空気に触れないようにして、カビを防ぐ為らしい。

そして最後に重しを乗せて終了。

家族みんなでいい経験が出来た。

自分たちで作った味噌で食べる味噌汁が、

すでに今から待ち遠しい。

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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