世の中には『プロ』を名乗るために資格が必要な職業もたくさんあるが、一方で資格を要さなくても『プロ』を名乗ることができる職業もたくさんある。
実際、ワタシはデザイナーとして仕事をしているけれど資格を持っているわけではない。
『プロ』だということを証明できない、言わば『自称デザイナー』ということになる。
これをワタシの頭の中で都合よく解釈した結果
『資格を要さないなら名乗ったもん勝ち』
ここに行き着いた。
最近で言えばYouTubeやネットを使って自分の技術を売るのも同様だろう。
技術の程度は置いといて、一歩踏み込んでやってしまえば『自称』で名乗ってしまえ。
ということで
自称『絵本作家』になります。
ここ数ヶ月、子どもたちが寝たあとや時間を取れる昼間に少しずつ少しずつ絵本を描いていた。
その絵本というのは以前描いていたこの、『わらいました』のフルリメイク。
前はパソコンを使って絵を描いていたが、今回は全て手描き。
『パソコンじゃなくて手描きで描いてみたら?』
ツマからは何度かこう言われていたけれど
『いやいや、手描きで絵を描けるほどの技術はないよ』
その度にワタシはこう言って手描きを避けてきた。
避けてきたし、実際にそう思っていた。
だがツマに言われた
『この子たちにとっては”パパが描いてくれた”っていう絵以上に嬉しい絵はないよ』
このひと言で考え方ががらりと変わった。
なんか吹っ切れた。
ワタシは今まできっと『誰かみたいになりたい』という思いが強過ぎたんだろう。
『あの人みたいに絵が上手だったら』
『あの人みたいな絵が描けたら』
『あの人みたいに…』
この考え方がずっと一歩踏み出すのを避けてきた理由だったと思えた。
でも、『他の誰でもなくワタシが描いた絵が子どもたちにとって意味があるんだ』と思えるようになてからは、寝不足気味になりながらも描き続けた。
そしてようやく、下書きからペン入れ、絵の具で色を塗る作業まで終わった。
あとはパソコンに取り込んで文字入れをするだけ。
今日はその原画を持ってお店にスキャンしに行ったのだが、なかなか思ったような色でデータを取り込めない…。
ここまできたら納得のいく形で仕上げたいから、スキャンに頼るのはやめて自分で撮影することに決めた。
どこまでも手間暇と愛情を込めて。
ここまでの記録用として写真を載せておこう。
自称『絵本作家』になるまでもう少し。
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