『ムスメたちにとって、いいパパでいたい。』
日頃からそう思いながら接しているつもりでも、
やはりまだまだ半人前。
ワタシに起こった事情で、ワタシの身勝手な感情に負けてしまう事がある。
どれをとってもムスメたちには関係のないこと。
そう分かっておきながら、今朝は気分が乗らなかった。
「自転車で保育園に行きたい。」と言うつむぎに対し、
「今日はママと車で行っておいで。」
そう軽く返事をした。
2、3回このやり取りを繰り返した頃に、
悲しさだけで出来上がった表情で、目には涙を浮かべ、つむぎはワタシの前で座り込んだ。
その目を見て、ハッと目が覚めた。
一体何をやってるんだワタシは。
つむぎにとっては「いつも通り」ワタシに話しかけているだけなのに。
何も関係のないムスメがこんな悲しい表情をする理由はひとつもないのに。
「すぐ準備するから自転車で行こう!」
急いで準備を済ませ、つむぎを自転車の後ろに乗せて保育園へ向かう道中、
「つむ、ごめんね。」
本人は何もピンときていなかったけど、
自転車のチャイルドシートの手すりに捕まる手を握って謝った。
その後、仕事をしながら何度も、
「何であんな表情にさせてしまったかな〜…」
何度も何度も反省した。
そして午後4時。
ツマが保育園につむぎを迎えに行く時間。
この時間はバタバタとしているだろうから、少し待って午後6時頃、
「つむは元気?」とツマにメールを送った。
しばらくしてからツマから返信が届き、スマホの画面には「画像が届いてます」の表示。
仕事中、申し訳なさで自分を攻め続けていたので、
一度コーヒーを飲み、気持ちを落ち着かせてから、
スマホの『画像表示』の文字をタップした。
飲んでいたコーヒーを吹き出しそうなのをギリギリで我慢し、
タオルで顔を覆い必死で笑いをこらえた。
(コチラがご本人「ゆりやんレトリィバァ」さん)
先日記事にした、「つむやんレトリィバァ」がツマの手によって仕上がっていた。
ワタシは今日1日、朝の言動を後悔し、反省し、自分を攻めた。
なのに、なのに何なんだムスメのこの格好と表情は。
スッと心が晴れた。
同時に、人がいないところでもう一度見直し、声を出して笑った。
結局、ムスメの笑顔に救われた。
家族の誰かに足りない何かがあったら、
家族の誰かがそれを埋め合おう。
明日から週末。
次はワタシがムスメたちを思い切り楽しませる番。
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