2人目を育てる面白さのひとつに、
『またあの頃を思い出せる』がある。
忘れていた接し方や成長の過程。
親として初心にかえれる。
ひかりが生まれてからも、「懐かしい〜。」と思う事は多々あって、
そのひとつがお風呂。
つむぎの時を振り返った感じ、「沐浴槽はなくても大丈夫やね。」となり、
退院後は皆んなと同じ浴槽で洗う事にした。
新生児や少し育った赤ちゃんの洗い方を少しずつ思い出しながら、
「そういえばこうやって手で耳栓をしながら洗ってた!」など、
あの手探りでの子育ての日々をもう一度楽しんでいた。
だが、やはり子どもの成長はあっという間で、
気が付くと手で耳栓が出来なくなってしまう程、ひかりは大きくなっていた。
手で耳栓をして、湯船で丁寧に洗うのを卒業して、
ひかりはシャワーを覚えた。
初めてのシャワー。
ひざに乗せ体を洗い、
そのまま横に倒しシャワーで頭を洗い流した。
「遂にこうやって洗えるようになったか。
すくすくと成長してくれてありがとう。
これでつむぎと同じように洗えるようになった。」
そう思ったと同時に、よく考えると、
「ん?つむぎと同じように??」
未だに頭からお湯をかぶるのを怖がるつむぎは、赤ちゃんの頃からと変わらない、ひざの上で横になって頭を洗っている。
さあ、これでお風呂場では姉妹横一線。
どっちが先に頭からお湯をかぶれるかな。
お風呂時の楽しみが、またひとつ増えた。
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