どこでそんなに疲れたのか分からないくらい、
雨の休日は疲れた。
以前つむぎに「次の休みは何したい?」と聞いたところ、
「公園でブランコがしたい。」と。
けな気。
このけな気すぎる願いですら叶えてやる事が出来ない今日の雨模様。
さて、どうするか。と悩んでいたところ、
本人の希望もあって、近くのイオンモールへ。
雨の日のイオンモールの人混みは激しい。
大人は駐車場を取り合い、子どもたちはキャラクターの乗り物のカートを取り合ってる。
駐車場争奪戦は運とスピード勝負。
買い物袋を持って車に向かう人を目で追いながら、
更に、他の場所で車に乗っている人がシートベルトを外すのか、着けるのかを凝視する。
この争いを分からないムスメにとっては、「なんで着いたのに車からおりんと?」
そう思い、退屈するに違いない。
ワタシはムスメの退屈を避ける為、各駐車に全神経を集中させた。
そして近く止めていた車に乗っていた人が、シートベルトに手を伸ばしたその一瞬を、
ワタシは見逃さなかった。
無事に駐車し、お店の中に入る頃には、既にこの駐車場争奪戦で疲れを感じていた。
中に入ると、人、人、人。
どこのご家庭も、雨の日のプランは似ている。
余計な誘惑から避けるように今日の目的地の本屋さんへ。
我が家の年に1度のお楽しみ行事、『ディズニーランド』がいよいよ来月に迫ったので、
今年のガイドブックを買いに。
つむぎはこの1年ディズニーランドをずっと楽しみにしている。
去年行ってから、この約1年間「ディズニー」という単語を言わなかった日がないくらい。
そして、我が家にとってはちょくちょく行けても意味がない。
1年間待ちに待って、その為にツマやワタシの言う事をちゃんと聞いて、
ひかりも優しく接し、またミッキーに会う為、日頃たくさんの約束を守っている。
更に、100円ショップでミッキーの貯金箱を買ってあげた。
時々100円をあげて、「これを貯めて、次ディズニーランドで好きなものを買いなさい」と、
自分自身で頑張って欲しいものを手に入れる経験をさせようとている。
だから、年に1回というのが、我が家にとっては大きな意味がある。
そして頑張ったその分、行った時は思い切り楽しませる。
それを人混みから逃げる様に、スタバへ入り作戦会議。

少しだけ飲ませてみる。


何かに祈るつむぎと、まだ興味津々のひかり。

昼食をフードコートでファストフードは体が受け付けなかった為、
「体にいいもの」を求めて兄が営む蕎麦屋へ。

ワタシはシンプルに蕎麦を味わいたく「盛り蕎麦」。


授乳中の方、貧血気味の方、元気がない方にはオススメです。
昼食後は、家でも出来る事でムスメを楽しませる為、
先日姉にもらった『触れる図鑑、つかめる水』に挑戦。

上手に出来たかどうかなんてどうでも良かった。

時間が止まって欲しかった。

当然、説明書通りにはいかず、あちこち汚れるし、形もぐちゃぐちゃ。
でも、それを見ながら「なんこれー!」と言いながら笑い合うが、
これ以上にない愛おしい時間だった。

外遊びをした後の爽やかな疲れとは違う、内面からくる疲れがどっと来た。
雨の休日の疲れ。
「寝ていいよ」と言っても、家族との時間を惜しむ様に、
つむぎは昼寝も我慢し、夜も限界ギリギリまで一緒に過ごした。
20時。
ひかりはツマと布団に横になり、
つむぎは、「寝る前に録画した”おかあさんといっしょ”を見て寝たい」と。
寝室の布団のから皆んなでテレビを観た。
つむぎは限界だったろう。
親であるツマとワタシには分かる、
「寝てしまったら、明日からはまたそれぞれの時間」
つむぎはこれを拒んでいた。
明らかに頭は眠っていて、何とか、ボソボソと歌いながら時間を繋いでる様にも思えた。
言葉にするにはよく分からない感情だが、
その姿を見て目頭が熱くなった。
ワタシは家族が好きだ。
家族で過ごす時間が好きだ。
これを同じ様に思っていてくれる事、
誰にも分からなくても、ワタシたちには分かる。
つむぎの優しさ、ひかりの優しさ。
色んな思考、感情が働いて、
雨の休日は疲れた。
でも、ありがとう。
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