いよいよ今日はつむぎが練習を頑張ってきた聖劇の本番。
去年の年長さんがこの練習を頑張っている時は、『年長にもなればずいぶん難しいことするんだな』と思っていたけれど、早いものでつむぎたちの順番になった。
保育園で朝早くから練習をして、家に帰ってきてもセリフや歌の練習をしっかりと頑張ってきたつむぎ。
本番ではシャッター音が聖劇の妨げにならないように写真撮影が禁止されていたから、動画を撮影しながらつむぎの頑張りを目に焼き付けてきた。
むかしむかし、せかいにはなにもなく、
かみさまだけがいらっしゃいました。
かみさまは、すばらしいせかいをつくっていこうとかんがえました。
かみさまがいちばんはじめにつくられたもの。
それは、
『ひかり』でした。
今日の聖劇はこのナレーションから始まった。
“神様が素晴らしい世界を作るために作ったものが『ひかり』”
〈おいおい！神様もこの聖劇も保育園も、これって我が家を喜ばせるための演出！？ひかりってうちのムスメのことですよね！？ひかりのことですよね！？くぅ〜！〉
出だしから浮かれるワタシ。
つむぎの役は羊飼い。
イエス様が生まれたベツレヘムという街にキレイな星が輝いて、この羊飼いたちがその輝く星と天使の声を頼りに生まれたばかりのイエス様に会いに行くとう話しの流れ。
『こころがきれいなひつじかい』
羊飼いは劇中でこう紹介されていた。
〈先生！心がキレイって、これってこれが伝えたくてつむぎを羊飼い役にしたんですね！？くぅ〜！先生！しっかりと伝わりましたよ！くぅ〜！〉
しかも、このキレイに輝く星のことを『夢を見ているんじゃない？』と疑う羊飼いがいる中…
『さあ、ベツレヘムにいこう！』
なんと、先陣を切ってそう言い放ったのはつむぎが演じた羊飼い。
〈この決断力！判断力！統率力！素敵すぎる！くぅ〜！〉
このつむぎのひと言のおかげで、生まれたばかりのイエス様に1番最初に会えたのは羊飼いたちらしい。
〈めちゃくちゃ大事なきっかけ作り過ぎ！大役すぎる！これってもう主役！くぅ〜！〉
更に生まれたばかりのイエス様を見てつむぎが発したセリフは…
『うれしいね。』
〈心キレイすぎーーーーーっ！！くぅ〜！〉
出だしから終わりまで、ワタシは浮かれっぱなしで終了。
ニコニコと楽しそうに演じるつむぎの姿に胸がいっぱいになりました。
たくさん練習頑張ったね。
感動をありがとう！
聖劇が終わったらそのまま降園。
ここでまたワタシの胸がいっぱいになる出来事が。
つい数ヶ月前は『保育園が苦手！』と大泣きしていたつむぎが
お友だちと一緒に遊びたくても声をかける勇気が出なくて悔し涙を流していたつむぎが
いつもひとりぼっちでいたつむぎが
お友だちと仲良く手を繋いで家まで帰っていた。
ずっとつむぎの心の変化を見てきたワタシにとって、この光景が嬉しくて嬉しくて。
良かったね、つむぎ。
このあとは近所の公園で一緒に遊んだけど、帰り際にまだ一緒に遊びたくて、つむぎは以前とはまた違った涙を流した。
変わったね、つむぎ。
泣いていたつむぎには悪いけど、パパはこの涙の変化もとっても嬉しかった。
とてもいい日になった。
この流れで夜に先日作った『旅のしおり』もプレゼント。
子どもたちは嬉しそうな表情で『旅のしおり』を見てくれてた。
今日は色んな感情があったな。
こうやって子どもの成長を近くで感じられて
ママもパパもとても幸せです。
ありがとう。
それにしても
つむぎが演じた羊飼い可愛かったーー！！
くぅ〜！
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