『ひーちゃんが小学生になったら寂しくなるね〜』
ちょっと前まではワタシがきよいちにこう話しかけても
『別に寂しくないよ』
とか言って強がっていたのに
少しずつひかりの卒園が近づいてきたことを実感し始めたのか
最近はちょっと本音が漏れ出した。
何をするにもひかりの背中を追いかけてきたきよいち。
『保育園組』ということで我が家でもひかりときよいちで1セットな場面が多かった。
保育園では年少さんになるまでは1階にある幼い子組の教室で過ごす。
そこで過ごしている間は教室まで親が送り迎えに行っていたけど
年少さんからは親の付き添いはなく2階にある教室へ1人で行くルールになっている。
それまではツマやワタシが一緒に教室まで行ってあげていたのに
進級を境にツマやワタシの代わりにひかりがきよいちの面倒を見てくれていた。
小さい弟が小さいお姉ちゃんの背中を追いかけて教室へ向かう階段を登る姿を毎朝見届けてきた。
進級したての頃に不安で仕方がなかったきよいちの気持ちを救ってくれていたのも完全にひかりのあの小さな背中だろう。
保育園生活の中できよいちにとってひかりの存在はものすごく大きかったと思う。
先日、買ったランドセルを嬉しそうに背負っていたひかりの姿を見た頃からか
『保育園の階段を登る時にひーちゃんがいないときよなんか寂しい…』
きよいちがこんな言葉を漏らすようになった。
『別に寂しくないよ』なんて強がってたけど
ランドセル姿を見ると本音が出ちゃったんだな。
きよいち
分かるよ。
パパも同じ気持ちだ。
毎朝パパが登園準備でバタバタしている間にふと目に映る微笑ましく遊ぶひかりときよいちの姿が大好きだった。
登園中も歩くのが遅いきよいちを少し前から『きよー』と大声で呼ぶひかりとその声に向かって走っていくきよいちの姿が大好きだった。
ひかりは普段はパンツだけど寝る時はまだオムツの時もあるから『おむつちゃんズ』の解散まではまだもう少し時間ありそうだけど
『保育園組』の解散まであと1ヶ月ちょっと…
きよいちが急に本音を漏らすもんだからパパまで更に寂しくなってきた…
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