今日は夜勤明けのツマと入れ替わりでワタシはどんぐり屋へ行くようにしていたが
その予定を急遽変更して普段なかなか作ってあげられなかった時間を堪能した。
その時間というのは
ひかりちゃんを思い切り甘やかせること。
『ひかり、今日は保育園お休みしてパパと一緒に遊ぼうか?』
いつも通り朝を迎えていつも通り朝食を食べている最中にひかりにだけこっそりとと伝えると満面の笑みでうなずいてくれた。
これまでに何度も書いてきたけど、ひかりが1歳半の時にきよいちが生まれてひかりは早くもお姉ちゃんになった。
まだまだママに甘えたい盛りだったがママはきよいちの相手が。
そして1人で子どもたち2人の相手をすることに慣れていないワタシからは特別甘やかされることなく4歳のつむぎと同じように育てられた。
その結果この頃のひかりは全然甘えてくれずにツマともワタシとも手も繋いでくれなくなった。
この時期に関してはツマもワタシも本当に申し訳なく思っている。
だから少しづつでも取り戻したいわけです!
少しづつでも思い切り甘えてほしいわけです!
ということで今日は思い切り甘えてもらう日。
この日の日記を読んだワタシの父から『近くで版画作品の展示があるよ』との情報が。
それを見てひかりが今どう思うかは置いといて
幼いうちに色んな作品に触れることは大切。
つむぎを見送りきよいちを保育園に連れて行った後はワタシと2人きりの1日がスタート。
道端に生えていた猫じゃらしを握りしめてバスに揺られて10分ほど。
展示会場に到着。
すごく素敵な作品ばかり。
思わずワタシの方がこの世界観に引き込まれて夢中に…
なる余裕はなく、、
1点数10万〜100万円以上する作品たちに猫じゃらしをそっと近づけるひかりを慌てて抱え上げグルっとひと通り見てそそくさと退散。
でも作品は本当に素晴らしかった。
絵も見せてあげられたし後はひかりのペースで遊ぶ。
自由に遊ぶひかりをスマホのカメラ片手に眺めるワタシ。
たんぽぽの綿毛を見つけて優しい表情で取るひかり。
そして必死な表情で吹き飛ばすひかり。
さっきの優しい表情が嘘みたいに飛んいく綿毛たちを4歳とは思えない渋い表情で見届けるひかり。
『公園で遊びたい!』と言うからまたバスに乗って近くの公園へ行くと
弾けた笑顔でワタシのスマホを蹴飛ばしてくるひかり。
疲れた時のひと休みが独特なひかり。
生まれた頃からプロフェッショナル親バカなワタシに写真を撮られ続けてるから
カメラを向けられた時のオンとオフの差が激しいひかり。
『オン』
『オフ』
ひかりのリクエストで昼食はパンを食べた後また近所の公園で遊び直して
次は我が家にマンションに飾られていた短冊にお願いを。
『ひーちゃんが書く!』と、少しづつ字が書けるようになってきたから張り切るひかり。
その願いとは…
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『けひりかちゃんに』
これには本人も納得がいかない様子。
気を取り直してもう1枚。
・・・
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『りかちゃんになりになに』
惜しい!
りかちゃん人形みたいになりたいってことだろう。
乙女なひかりらしいお願い。
久しぶりにひかりと2人きりでゆっくりと過ごせた。
たくさん甘えてもらった。
たくさん笑顔を見せてもらった。
たくさん手を繋いでもらった。
こういう時間を過ごしたかった。
嬉しかったな。
ワタシの中で色んな思いを溢れさせながらツマが待つ家へ向かう途中
ひかりはまたワタシの手をギュッと握りしめて話しかけてきた。
『パパ、ひーちゃんはね、本当はね、ママが1番大好き♪』
ひかり…
いいんだよ。
いいんだけど
それを言うタイミングは今じゃないんだよ…
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